3512g。元気な男の子です。
出産に立ち会う
破水したと連絡があったのが朝の5時。予定日よりは2日早かったのですが、ちょうど満月の日ということで生命の神秘を感じました。
連絡があってからすぐに会社に向かい、引き継ぎ事項を簡単にまとめて朝8時に新幹線に飛び乗り、いざ大阪へ。
やってきましたUSJ。
いや違う。なんでやねん。
大阪から環状線に乗ったつもりなのに、何たるトラップ。決して動揺しているわけではなかったのに、多少の焦りがあったんでしょうか。慌てて引き返しました。
なんだかんだと病院に着いたのが12時半くらい。ちょうど陣痛が始まりだしたくらい。そこから5時間弱、陣痛室で過ごします。等間隔にくる陣痛に時折うめき声をあげて耐えてました。腰をさすってあげると少し和らぐようでしたが、こればかりは見守るしかありません。
うちより少し早く来ていたカーテン越しのお隣さんが、ずっと絶叫していたのでそのうちこうなるのかとビクビクしてました。、結果的にはそこまで行きませんでしたが。
5時半ごろ入った分娩室。無痛分娩のため腰あたりから点滴の管が伸びてました。もう少し手術室みたいな部屋を想像してたんですが、意外と普通の部屋です。立ち会う僕も白衣やらマスクやらは全く求められずでちょっと意外でした。病院によって違うんでしょうかね。
陣痛感覚が3分となって、助産師さんよりいきみ方のレクチャー。ヒッヒッフーだと思ってましたが筋トレみたいな呼吸法で一気に力を入れる感じです。ヒッヒッフーは?
夫の役割
分娩台の隣に立ってはいますが、産むのは嫁さん。やれることは限られています。立ち合い経験談のブログ等を読みましたが、結局僕は「セコンド」になることにしました。ボクシングのアレです。
陣痛の合間に汗を拭き、うちわで仰ぎ、飲み物をあげて、助産師さんに教わったいきみ方を確認。知らず知らず一緒に呼吸して踏ん張って出産までいきました。最後に「いてくれてよかった」と言ってもらえてよかったです。
経験して、出産立ち合いの時に必要なものを書いておきます。これから立ち会うお父さんの役に立てば。
①うちわ&タオル
何時間もいきみ続けるのですごい汗をかきます。こまめに拭いてあげて仰いであげないと相当暑いと思います。じつはうちわを忘れましたが、意外と売ってません。うちわって貰うものだよね。助産師さんに借りて事なきを得ました。
②飲み物&ストロー
汗をかくので当然水分補給が必要です。ウチは5時間ほどの安産で500mlを2本消費でしたが、もっと長丁場になるともっと必要でしょう。あと、寝ている状態のひとに飲ませるため、ストローがあると飲みやすいです。コンビニで買えばタダでもらえます。
生まれてきた瞬間の息子の顔は、ガッツ石松に見えました。
親の自覚的なものも、よくわかりません。ただ、ずーっと見ていられる。生まれてからたった数時間でもどんどん顔が変わってくる。目が離せない感じ。
まだおっぱいも飲んでないくせにうんちもおしっこもする。手を触れば握ってくるし泣き出してもほっぺをスリスリすると泣き止んでくれる。はっきりしないけどこれが親と子のつながりなんでしょうかね。
初の出産イベント。生まれたての息子のとなりで二人で食べたコンビニおにぎりにほっとして長い一日が終わりました。あ、僕はまだ終わってなかったんですけれども、それはまた別の話で。
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