久しぶりの映画感想は、ドイツの「マインドファック・ムービー」です。いわゆる大どんでん返しモノで、僕の大好きなジャンルです。予告で100%見破れないと煽ってくるので期待も高いですが、さてどうか。
あらすじ
世間を震え上がらせたハッキング事件を起こし、さらに殺人容疑で追われる天才ハッカーのベンヤミン(トム・シリング)が警察に出頭してくる。ハッカー集団「CLAY」に加担して盗んだ情報によって殺人事件を引き起こしてしまい、今度は自分が狙われていると告白。その自白を基にベンヤミンの身辺調査に着手した捜査員は、不可解な事実を次々に見つけだす。
引用:シネマトゥデイ
ネタバレなし感想
大どんでん返しを予告しているだけあって、注意深く観ていたのですが、しっかりと騙されました。素直によくできているなぁと感心できる映画だと思います。逆に僕のように注意深い映画ファンほど騙されるのでしょうね。
トリックのある話ですが、ストーリー自体はさほど難しいものではないです。現実世界ではパッとしない主人公が、天才的なハッキング技術を他人に認めてもらったことで自信をもち、その承認欲求がエスカレートしていく。過信から命を狙われるというのも、この手の映画ではお約束的な展開です。
何度も見直さないと話が分からないということもないので、気軽にみて気持ち良く騙されてほしい一本です。ハリウッドリメイクも決まっているとのことなので、ハリウッドがどのようにアレンジしてくるのか、そちらも楽しみです。
ネタバレあり感想と考察
ここから先はネタバレありの感想になります。まだ観ていない人はご注意ください。
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