週末の一本 プリデスティネーション(2014年)

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週末にできた自由時間はプライムビデオで映画を見ます。

今週は「プリデスティネーション」をチョイス。イーサンホークの映画は外れないイメージだったので。

目次

ほぼ三行であらすじ

爆弾処理に失敗した時空警察局の男。一命をとりとめ、最後の任務として過去に飛ぶ。とあるバーに来た男にバーテンダーが問う「お前の人生を変えた男に会えたらどうする?殺すか?」と。

ネタバレせずに感想

ネタバレせずにこの話を語るのは非常に難しい部分があるのですが、タイムトラベル物としては傑作の部類に入ると思います。あんまりヒットしなかったっぽいけど。

タイムトラベル物の名作って「バックトゥザフューチャー」とか「バタフライエフェクト」とかいろいろあるんですが、いずれもタイムパラドックスが避けられない展開になります。細かいところはパスしてエンタメ化したバックトゥザフューチャーと、とにかく切なくなっちゃったバタフライエフェクトと。

この「プリデスティネーション」がすごいところは、多くの脚本家を悩ませたであろうタイムパラドックスを、正面から踏み越えちゃったところ。もう矛盾とかじゃなくて哲学の領域に突入し、過去も未来も何もかもわからなくなります。

主人公は時空警察局の職員ですが、僕は追っている犯人も序盤で想像がつきました。それなりのヒントが序盤からちりばめられているので、ミステリー好きの人は予想が立つかもしれません。
ただ、この映画のメインはそこではありません。僕は、終盤になり彼の運命を知ってちょっと泣きそうになりました。観る人によって感想は様々でしょう。ありえないと怒る人もいるかもしれない。

この話の原作は「輪廻の蛇」といいます。よくできたタイトルだと思います。

難しい映画ですが、ミステリー好きにはぜひ。

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この記事を書いた人

都内の通信企業に勤める2児の父。松坂世代。

大学まで野球部で投手。草野球で野手転向。
30歳でボクシングを始め、32歳からラグビーを趣味にしている変な人。

スポーツ好きだけど、基本的にはゲームや映画など、屋内で過ごすのが好きな人。

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