ジョセフジョセフ。ユニークで機能的なデザインと、ポップなカラーリングが特徴のイギリスのキッチンブランドです。
我が家にあるのはまな板(カッティングボード)のみですが、もう10年以上も愛用しています。先日、このまな板を買い替えたので、新旧比較レビューをしてみたいと思います。

衛生的な「インデックス付まな板」
ジョセフジョセフのまな板だけでもいくつもの種類がありますが、我が家で購入したのは、インデックス付まな板という用途別に4枚のまな板を使い分けられるタイプのものになります。

結婚した当初、嫁さんより「生肉と野菜などを同じ包丁やまな板で使うのはちょっと・・・」という意見から買ってきたもの。
野菜、肉、魚、調理済み食材を示すタブがあって、シルバーのケースも付属しているため、使わない時もキッチンをオシャレに演出してくれます。
衛生面や、使い勝手に進化が
写真を撮り損ねたのですが、ウチにあったインデックスまな板は段差のない一枚の板という形状でした。ところが現行品は四隅にゴムがついていて、かつ4辺は少し高く段差がついているため、滑りにくく、食材や汁がこぼれないように工夫されています。また、この四隅のゴムによって裏面が直接調理台につかないため、両面使う際でも衛生的に使えるようになっていました。進化ですね。

新・まな板「フォリオ」
今回買い替えたまな板は、インデックスまな板ではなく、同じくジョセフジョセフの「フォリオ」というものにしました。

食材別に分けるという用途そのものは同じですが、タブがないなどの差異があります。タブがないことで肉用、魚用といった分け方がはっきりしないとも思えますが、我が家は長年使ってきているので、使い分けに悩むことはありません。
ネットでのレビューを見てみると、赤のまな板に赤い肉を乗せると見づらいという点からあえて別の色にして使っているという方もいました。なるほど、そういう使い方だとタブで指定しない方が使い勝手が良いかもしれませんね。
もう一つのメリット
これを選んだもう一つのポイントは「大きくて直立する」というところです。これは人によってはデメリットなのでしょうが、我が家にとってはメリットになります。
なぜかと言えば、我が家はアイランドキッチンなので、ダイニング側からシンクが結構見えます。まぁ見せることが特色でもあるのですが、実用面では微妙です。タワシとか洗剤とか置きますやん?
それがこのまな板を置くと、ちょうどいい具合に隠せるようになっています。


我が家は注文住宅ではなく、好んでアイランドキッチンにしたわけではないので、現実的な使い勝手にはこういう工夫が必要だなぁと感じています。食器洗いすらも美しく見せられる人や、すべて食洗機で処理している人には関係ないんでしょうけど。
本格的な調理には向かない
いいことばっかりでもなく、ちゃんとデメリットもあります。
見た目通りのプラスチックなまな板なので、包丁の当たりについては木のまな板には勝りません。僕みたいな初心者に毛の生えたようなレベルでも、食材を切っているトントントントンっていう感触の気持ちよさは無いのかなと。
また、衛生的かつ機能性を目的につけられている段差が、たまに邪魔をします。

切っているときに包丁が段差に当たって、最後まで切れていないということも起こりました。

まぁ慣れと言ってしまえばそれまでですし、弘法筆を選ばずなのかもしれませんが。
肝心なこと
ちょっと高いよねー。

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