雨続きだった7月から一気に猛暑となった8月。家族で富士スピードウェイへ行って参りました。初めてのSUPER GT現地観戦でしたが、大いに楽しめました。
朝6時半に東京の自宅を出発して、9時前に富士スピードウェイに到着。駐車場もコカ・コーラコーナーの脇あたりで、まずまずといったところ。
真夏の長いレース
今回のレースは500マイル(800キロ)という、SUPER GTの中でも長いレースとなります。嫁さんの職場からのお誘い的なやつでの参加だったのですが(僕がレース好きなことを知っている)、正直、真夏の富士に子連れで来るのは乗り気ではなかったです。500マイルのロングディスタンスですし、子供が耐えられるかなと。
とはいえ、せっかくの機会でもあるので、しっかり準備をして行くこととします。飲み物とか着替えとか、日よけとか。
心配していた暑さですが、幸い風は吹いていたので日差しさえ凌げれば何とかという感じでした。 富士は何度か来ているので屋根のあるところは把握済み。
ベースをグランドスタンドの屋根下にしてそこからいくつか移動していく作戦としました。
ピットウォーク
10時15分からピットウォーク。グランドスタンドから移動します、
グランドスタンドから地下通路を通ってパドックまで行ったのですが、この通路は階段のみで(上りはエスカレーターはあり)ベビーカーでは厳しい行程でした。1コーナー側からぐるっと回っていくとか、シャトルバスを使うとか回避方法はありますが、ベビーカー担いで階段はちょっと辛かったです。
ピットウォークでは白バイやパトカーに乗せてもらったり、ステッカーもらえたり、マシンの前で写真が撮れたりと、子供にも楽しめる要素がたくさんありました。2歳の息子にはまだわかってない部分が多いのですが、来シーズンくらいだともっとテンション上げてくれるでしょう。
パドック上からオリヅルへ
ピットウォーク後はそのままピットビル3階の屋根ありスペースに。
エアレース室屋選手のフライトパフォーマンスを観て、レストランオリヅルへ。
飛行機に興奮の親とは違い、音の大きさに半べその息子。その後ピットから響くGTマシンのエンジン音にもビクついてました。
快適すぎるレストラン
スタート前にレストランに移動。ちょっと並びましたが冷房効いてて超快適。メニューの価格も良心的でございます。
ここではとても良い席をゲット。完全に運の要素ですが本当によかったです。エンジン音も窓で低減されており、子供も落ち着いてました。いや、「速いブーブー」に興奮気味でしたかな。
この席で、スタート後10周くらいまで観戦。テレビと違って定点観測なので、レースを知らない嫁さんにもGT500とGT300のカテゴリの違いと、それらが混走になるところが説明しやすかったですね。本音ではもっと居たかったのですが、食事目的のスペースなのでね。占拠してはダメということでまた移動。
レース以外にも楽しめる要素はたくさん
オリヅルを出た後は、パドックをぶらついて再びグランドスタンドへ。
グランドスタンド裏は、様々なイベントが行われていて、観客を飽きさせないように工夫されています。レースをしているのにレースを観てない人もかなり多いと思います。お祭り感覚の方が近いかもしれませんね。
帰りは渋滞を避ける意味と、子供の体力面を考慮してレースの半分くらい経過後に退散。直後に36号車がクラッシュしたと場内アナウンスが聞こえてきて、やや落胆しながら帰宅しました。
レース結果としては残念だった今回の富士ですが、初の家族観戦は熱中症になることもなく、良き思い出として残りそうです。
子連れ観戦のポイント
まずは何といっても無理をしないことです。水分補給をまめにすることと、できるだけ日陰をキープすることです。極端なことをいうと、レースを観ることを主眼に置かないことです笑
生観戦の臨場感は音で十分ですし、レースの模様は現地実況やモニターで確認できます。散歩感覚で来たのが奏功したように思います。
早めに来て、早めに帰るのが一番ストレスがないと思います。レースは帰宅後に録画したJSPORTSを観ましょう笑
そう考えると、現地観戦すると展開がわからなくなるって稀有なスポーツだなと思いますね。
音に関してはイヤーマフの購入を考えたのですが、結果的は無くても大丈夫でした。まぁでも心配な人は持って行った方が無難でしょう。現地にも売ってます。
F1すら観客動員を落とすモータースポーツ界で唯一といっていい、動員増をしているのがこのSUPER GTだそうです。うん、わかる気がしますね。
というわけで皆さん、サーキットで会いましょう。
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