都電荒川線でのんびり過ごす一日

本記事にはアフェリエイト広告が含まれています。

普段の休日はほとんど車移動をしている我が家ですが、たまには電車に乗ってみないかということで、都電荒川線に乗ってみることにしました。わりと自宅からすぐに行ける距離なんですが、乗るのは初めてです。

 

目次

鬼子母神からスタート

最寄駅から副都心線で雑司が谷駅に向かい、そこで都電荒川線に乗り換えます。せっかくなので、乗る前に近くにある鬼子母神を参拝することにしました。

ちなみにこの鬼子母神の由来なんですが、

夜叉毘沙門天(クベーラ)の部下の武将八大夜叉大将(パーンチカ、散支夜叉、半支迦薬叉王)の妻で、500人(一説には千人または1万人)の子の母であったが、これらの子を育てるだけの栄養をつけるために人間の子を捕えて食べてしまっていた。そのため多くの人間から恐れ憎まれていた。

それを見かねた釈迦は、彼女が最も愛していた末子のピンガラ(嬪伽羅、氷迦羅、畢哩孕迦)を乞食(こつじき)に用いる鉢に隠した。彼女は半狂乱となって世界中を7日間探し回ったが発見するには至らず、助けを求めて釈迦に縋ることとなる。

そこで釈迦は、「多くの子を持ちながら一人を失っただけでお前はそれだけ嘆き悲しんでいる。それなら、ただ一人の子を失う親の苦しみはいかほどであろうか。」と諭し、鬼子母神が教えを請うと、「戒を受け、人々をおびやかすのをやめなさい、そうすればすぐにピンガラに会えるだろう」と言った。彼女が承諾し、三宝に帰依すると、釈迦は隠していた子を戻した。そして五戒を守り、施食によって飢えを満たすこと等を教えた。かくして彼女は仏法の守護神となり、また、子供と安産の守り神となった。盗難除けの守護ともされる。 ウィキペディアより

 

って、これヤバイ奴じゃないですか。悪事の限りをはたらいた元レディースの総長が、このたび改心したんでヨロシクみたいな。鬼の字もツノが取れてますよってのも、入れ墨消しました、てへっ的な感じでしょうか。

それが守り神として奉られるのはどうなのよとか思いつつ、子供の健康祈願してきましたw

 

境内にはお団子屋さんや日本最古という駄菓子屋などがあり、レトロな雰囲気が出ています。

 

2本で540円。現代モノである発泡スチロールは気にしないことにしましょう。

お茶がおいしかったです。

 

 

さて、いよいよ都電荒川線に乗ります。最近「東京さくらトラム」という愛称がついたようですね。オリンピックを見据えてなんでしょうが、下町感あふれる雰囲気からしても都電荒川線がしっくりきます。

駅に駅員さんはおらず、改札的なものも無し。バスと同じく、入口で運賃を支払って乗ります。ICカード対応されていて、乗る際に運転手さんに言えば、一日乗車券(400円)をカードに書き込んでくれます。通常運賃が大人170円(ICカードは165円)なので、途中下車等で3回以上乗る場合はこちらにしたほうが良いです。

 

ICカード対応や、液晶での案内表示等、現代の技術をちゃんと導入しつつも、昔ながらの「チンチン」の発車ベル。文字通りゴトゴト揺られながらゆっくり北上して行きます。

 

巣鴨地蔵通商店街

 

おばあちゃんの原宿として有名な巣鴨地蔵通商店街は「庚申塚」からすぐ入れます。

 

駅前に「ヤクルト戦、全試合生放送中」と張り紙された弁当屋がありました。弁当にもヤクルトにも興味がないので、一歩も立ち止まることなくスルーしましたが、持ち帰り専門の弁当屋において全戦生中継の意味があるのかどうか、今になって気になってきております。

と、調べたら記事になってました。まさかのNumberで。

 
地蔵通商店街は、思ったよりもすっきりした商店街で、道路も舗装されなおしたのか非常にスムーズでした。車椅子でも通りやすいですね。

道中立ち寄ったパン屋さん。

 日本一かどうかはともかく、あんぱんとクリームパンは美味かったです。

 

もちろん、名物の赤パンの店や、

 

 とげぬき地蔵のある高岩寺も立ち寄り。ちなみに参拝した上でも「とげぬき地蔵」って何かわかりませんでした。説明のある案内板なかった気がします。

帰って調べてみると地蔵は非公開で病気治癒のご利益だそうですが、ジジババはネットで調べねぇよなぁ…。

 

さて、とげぬき地蔵までくると巣鴨駅の方が近いです。来た道を庚申塚まで戻るのも面白くないし、息子の授乳時間も近づいてきたので、巣鴨から山手線で大塚までワープします。

 

大塚駅前ではよさこいやってました。この日は豊島区のお祭りで、よさこいは巣鴨の駅前でもやってましたし池袋でもやってたみたいです。各地ハシゴしていくんですね。よさこいの衣装のまま団体で電車に乗って移動する様はなかなか不思議な光景でした。

つーか大塚駅めっちゃ綺麗になってた。

 

あらかわ遊園へ

 

今回の最終目的地、あらかわ遊園へ。

この日はなぜか入園無料でした。

全体にこじんまりした遊園地ですが、観覧者やジェットコースターなど、一通りそろってる感じです。対象年齢は小学生あたりがピンポイントっぽいので、0歳児連れの僕らは園内をぷらっと散歩しただけ。

園のかたわらに下町都電ミニ資料館なるものがありました。

都電資料館とはいいながら、ほぼメインがこのNゲージ。真ん中にいるおじいちゃんが超絶シュール。走ってるの都電じゃねぇ新幹線やん。

 

ここの片隅に、ホンットに片隅にあった、昭和30年代の都電路線図。

かつてこれだけあった都電も、今や荒川線のみ。時代の流れとはいえ寂しいものがあり、荒川線の存続は大切にしたいなと思いました。

 
大都会東京23区内とは思えない、のんびりした下町風景。とてもほっこりした気分で家路につきました。

ところどころにおしゃれカフェなども見かけました。インスタ映えな風景もありますし、デートに使ってみるのはアリだと思います。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

都内の通信企業に勤める2児の父。松坂世代。

大学まで野球部で投手。草野球で野手転向。
30歳でボクシングを始め、32歳からラグビーを趣味にしている変な人。

スポーツ好きだけど、基本的にはゲームや映画など、屋内で過ごすのが好きな人。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次