我が家の洗濯機(Panasonic【NA-VX9800L】)が故障したと表示されました。
5年目の初故障
故障したタイミングがまたよくなくて、洗濯開始後、脱水される前に壊れたようです。中には水をたっぷり含んだ洗濯物が…電源を入れなおしても故障表示は変わらないので、水を含んで推定20キロくらいになった洗濯物を担いでコインランドリーに行く羽目になりました。しかもこの日の東京は雪が降るかもというくらいの寒さ。つらかったです。
表示されている「H35」の故障内容を調べてみると、どうやら洗濯槽とモーターをつなぐベルトが外れているようです。
しかし先代の洗濯機が15年間無故障だったのと比べるとずいぶん故障が早い。まぁ毎日回してるし、ななめドラムの構造自体がやや無理のあるレイアウトだから仕方ないのかな。
修理代金、高っ。修理人を派遣するので、それだけでお金がかかることは理解するものの、結構高い。
ネットで調べてみると、新品のベルトと取り換えるだけで修理可能ということでトライすることにしました。
ベルトは1,500円くらいで購入できそうなので、上記の修理目安と比べると破格です。
当然、ベルトが外れているだけでなくて、もうちょっと厄介な感じであれば修理を呼びますが、とりあえず新品ベルト購入して開けてみます。
修理開始
まずは洗濯機の裏側を開けなければいけないので、引っ張り出してねじを13か所外します。
開けてみると、すでにベルトは外れて落ちてしまってました。これは何度やり直してもだめだわな。
見たところベルトが経年劣化でゆるんで落ちただけという感じ。取り急ぎ古いベルトを取り付けるだけでも応急処置として動きそうですが、そのうち落ちると思うので新しいものに交換します。
ベルトの取り付けはパワー勝負?
本来、このベルト交換には「専用工具が必要」と新品ベルトの説明書に記載がありました。が、ネット情報での「なくてもいける」の言葉を信じて、自力でやります。
洗濯機下部のモーターと洗濯槽側のプーリーにベルトを渡すだけなのですが、この新品ベルトがめちゃ硬くて全然入る気がしません。ベルトをプーリーに引っ掛けながら、プーリーを回す力でベルトを伸ばしながら入れていく感じです。
なお、上記の写真は素手でやってますが、プーリーはじめいたるところの金属が鋭利なので、スパスパ切れます。はい、この作業中にも流血しているのでこの後手袋をしています。気を付けましょう。
コツはマイナスドライバーなどをプーリーとベルトの間にかませて、パワーでプーリーを回すことです。
簡単に書いたけど、マジで動かないです。真冬の洗面所という条件もよろしくないかもしれませんが(ゴムが伸びない?)、とにかくパワーでプーリーを回し切って取り付けました。
素直に専用工具レンタルしたほうがいいかも
文章と写真ではなんだかんだ簡単そうにできていたように見えるかもしれませんが、プーリーを回す作業、かなり大変でした。肩の筋肉切れるんじゃないかくらいの負荷がかかってます。
もちろん、もっと軽く回せるやり方があったのかもしれませんが、自信がない人は専用工具レンタルしたほうがいいかと思います。使ったわけではないですが、形状を見る限りプーリーの穴を使って、てこの原理で回すもののようですので、簡単に修理できそうです。僕が購入したお店では500円+送料でレンタルしてましたので、トータル2,000円ちょっとで済みます。
という事で、故障中のコインランドリー代2回分含めても、4,000円で収まった今回の修理。誰かのお役に立ちますように。
コメント