今回はボディの塗装です。
HARBO RACINGのボディはブラック一色です。今回は興味本位でこちらの「新水性ホビーカラー」を使ってみました。
新水性ホビーカラー
水性ホビーカラーの名の通り、水で薄めたり、筆を水洗いできる塗料となります。またラッカー塗料と違って臭いがほとんどなく、安全性の意味でも価値のある塗料かと思います。
「新」と言っている通り、2019年くらいにリニューアルされたとのことで性能が大幅にアップしているそうです。僕は古い方を使ったことがないので比較できませんが、ネット上での意見を見る限りラッカー塗料と遜色ないところまで来ているようです。
今回はボディ塗装用のブラックと細かいところ向けにレッドを購入。筆塗りは瓶から希釈なしでそのまま塗れる手軽さがメリットですね。
エアブラシで塗装
さて、ボディ塗装に水性ホビーカラーのブラックを塗っていきます。ネットでの指摘では希釈率が割とシビアということで、約2倍の希釈率で吹いてみましたが、エアブラシのエア圧(当方、充電式エアブラシ使用)のせいか、もう少し薄めた方が塗装しやすいのかなと。また、水での希釈ではなく専用の溶剤を使って希釈するので、それなりの臭いはします。注射の時の消毒用エタノールの臭いですかね。慣れの問題かもしれませんが、ちょっと苦手。
で、塗装してみた感じはこちら。
写真レベルの問題もあり、全然伝わらないかもしれませんが、ほぼ初心者レベルのエアブラシ技術でも重ね塗りの結果、まあまあのツヤが出ました。乾燥時間も思った以上に速いです。
乾燥時間の速さゆえか、塗装後の道具は水では全然落ちませんでした。結局ツールクリーナーを使ったので、臭い問題は結局発生するという感じですね。
蛍光グリーン塗装
HARBO RACINGはメインカラーのブラックにアクセント的に蛍光グリーンがあります。グリルの周りとミラーです。
参考資料として、実写の写真をいくつか見たのですが、グリル側を塗るのかボディの開口部周りを塗るのか判断に迷う感じです。というか、レースによって太さすら違うように見えてより困惑しましたが、結局グリル側のパーツを塗ることにしました。(最終的にはボディ側を塗った方が楽だったかも)
隠ぺい力が低いので、いったん白のサーフェイサーを塗ってから何度も重ね塗り。いい色が出たと思います。
マスキングの簡易さを優先してこのパーツを蛍光グリーンにしたつもりでしたが、仮組してみるとグリルの奥が黒くないと締まらないので、内側の奥をマスキングして黒を入れています。細いパーツなのでマスキング面倒でした。
仮組してみるとこんな感じ。
カーボンパーツの塗分け
ボディはブラック一色と言っておきながら一部で塗分けが発生します。説明書によれば窓枠の部分と、フロントスポイラーはセミグロスブラックの指示です。ここはカーボンパーツでデカールも用意されてはいるのですが、すべてをデカールで覆えるわけではなさそうなので塗装します。色は個人的好みで黒鉄色を使用します。
今回、曲線のマスキング用にタミヤの曲線用マスキングテープ(2㎜)を買ってみました。
紙っぽい従来のマスキングテープに比べると、ビニールテープのような感じ。押さえながら引っ張ると伸びてくれる感じで曲線に追従してくれます。反面やや厚みがあるので細かいところの作業は難しいという感じです。
ボディのほかに、カナードやリアウイングなどのカーボンパーツには黒鉄色を塗っていきました。
本日はここまで
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